ミニマル・ライフ

よねぴー
よねぴー

からころラボが提唱する身体と心の自由・経済的な自由を追求する先にあるライフスタイルは何なんだろう?なんとなく漠と思っていた「その先にあるもの」をこの「超ミニマル・ライフ(四角大輔著)」が教えてくれているような気がします。著者と同じライフスタイルを実現するのは、ややハードルが高い感がありますが、思考的には似ており、一部を皆さんのライフスタイルに取り入れてみてはいかがでしょうか?
少なくともこのHPにアクセスしているみなさまは、本書に出てくる”ヨガを習慣にするライフスタイル”を既に実践済みの方が多いので、共感できるところが多いと思います。
からころラボでも”からころラボ式ミニマル・ライフの実践”をHPを通じてご紹介していきたいと思います。
以下、「超ミニマル・ライフ」のエッセンスを紹介します。かなりボリューミーな本ですが、前編を通じて参考になる内容が盛りだくさんです。

プロローグ(フィロソフィー)

超ミニマル・ライフとは ー 「どうでもいいことに注ぐ労力・お金・時間を最小化して、あなたの可能性を最大化する」ための合理的な人生戦略のことである。

超ミニマル・ライフ P.10

思い込みの軽量化(エッセンシャル)

あらゆることを削ぎ落としてミニマル化することで、誰もが「足るを知る」生き方ができる。そこであなたが手にするのは、絶対的な安心感と有り余る自由時間だ。そして、その先に待つのは、比較・競争とは無縁の ー 現代社会とは対極の ー 心穏やかな人生である。

超ミニマル・ライフ P.27

体の軽量化

持続的にいい仕事をしたければこれは絶対、不動の掟だ。
「①ちゃんと食べる②ちゃんと体を動かす③ちゃんと休む④ちゃんと寝る⑤思いっきり遊ぶ」 ー これはずっと聞かされてきた母の口癖である。

超ミニマル・ライフ P.51

筆者が行なっているスロートレーニングは、有酸素運動と瞑想それぞれの効能を同時に得られる「動的メディテーション」だ。・・・・「安静と覚醒の間」にいる状態・・・・絶妙なバランスで ー トップアスリートがよく言うゾーンに入った状態に近く・・・座禅のように動かずに行う、通常の「静的メディテーション」でこの状態を得るのは簡単じゃない。・・・「動的メディテーション」では、・・・短時間で「内外の要因に左右されないリラックスと集中の共存」という、脳が最も喜ぶとされる状態に持っていくことができる。

超ミニマル・ライフ P.72-P.74

筆者はこの章で体の軽量化のためのいくつかのメソッドを紹介していますが、この章を読んでいるとアシュタンガヨガが最適メソッドであると、アシュタンガヨガを実践している方は気づくと思います。

食事の軽量化

現代人が苦しむ生活習慣病の、多くの原因が「食べ過ぎ」にあるとされるが、それは原理に立ち返ることで容易に説明できる。
人類が「食べすぎる生活」を送るようになったのは、産業革命の後に農業・畜産業・水産業が工業化してからで、長い人類史で見るとわずか「数秒前」の出来事。
つまり、我々の「オーガニックデバイス」は「過食」への対応が全くできない構造になっているのだ。

超ミニマル・ライフ P.193

脳疲労とストレスの軽量化

「22時に寝て翌朝6時に起きる」のと「夜中2時に寝て10時に起きる」のとでは ー 同じ8時間睡眠だとしても ー 目覚めた時の体の軽さが違う・・・これは、人間が抗うことができないDNAに組み込まれた睡眠プログラムといえる。

超ミニマル・ライフ P.221-222

人間関係とコミュニケーションの軽量化

ハーバード大学の成人発達研究所が、700人以上を75年にわたって追跡調査した結果こんな結論に至る。人生を幸せにするのは ー お金でもなく名声でもなく ー 人間関係であると

超ミニマル・ライフ P.252

お金と働き方の軽量化

「サイドFIRE」の実現性は、世界3位の経済大国で生きながら、世界随一の物欲のなさを誇る日本のミニマリストが最も近いところにいる。その鋭い感覚をもって、本気で投資の勉強をすれば決して夢物語じゃない。

超ミニマル・ライフ P.339

エピローグ

「貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」
これは、あの”世界一貧しい大統領、ホセ・ムヒカ氏の言葉だ。

超ミニマル・ライフ P.416

「超ミニマル・ライフとは、最も大切なことを、最も大切にしながら生きる、真に豊かな人生のことである」

超ミニマル・ライフ P.419
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